肩こりに効く!小胸筋ストレッチのやり方

今回は前回お伝えした通り、**肩こりの大きな原因のひとつ「小胸筋」**をしっかり伸ばすストレッチをご紹介します。
小胸筋が固くなると、肩が前に引っ張られ、猫背や肩こりが悪化しやすくなります。
日常的にスマホやパソコンを使う方は特に効果的です!


【ストレッチの手順】左側の胸を伸ばす場合

  1. 壁の横に立ちます
     左側の胸を伸ばすので、左側を壁に向けるように立ちます。

  2. 肩の角度を「30度」に調整
     左腕を上げて、肩の高さからやや上、およそ30度くらいの角度になるように調整します。
     目安は、肘の高さを顎の先あたりにすることです。

  3. 肘を90度に曲げて、手のひらから肘まで壁につけます
     しっかりと壁に接地させ、肘と手のひらが壁に触れている状態にします。

  4. 体をゆっくり右にひねります
     壁に手をつけたまま、上体を右にひねっていきます。
     左胸の上部、特に鎖骨の下あたりが伸びているかを感じてください。


【よくある間違いと対処法】

このストレッチでよくあるのが、ひねりがうまくできないケースです。
特に多い失敗例が、「体の向きは変わっていないのに首だけひねっている状態」です。

これは、右足(反対側の足)が体の前に出すぎていることが原因です。

正しい姿勢のポイント:
・右足は体の“後ろ”に引きましょう。
・そうすることで、上体を自然に右にひねることができ、肩や胸がしっかり伸びます。
・右肩を後ろに引く意識を持つと、さらにストレッチ効果が高まります。

※右胸を伸ばすときは反対、つまり左足を後ろに引いて、体を左へひねってください。


【ストレッチは継続が大事】

このストレッチは短時間でも効果的です。
毎日少しずつ続けることで、肩こりの改善や猫背予防、呼吸のしやすさにもつながっていきます。


おわりに

当院では、このようなセルフケアストレッチの指導も行っております。
肩こりだけでなく、腰痛・頭痛・猫背など、お体の不調が気になる方はぜひお気軽にご相談ください。

みずえ駅前整体院が、あなたの健康を全力でサポートいたします!