2018/06/05


自律神経にやさしい環境をつくりましょう
動物の生命活動にはリズムがあります。 朝起きて、食事をして…というようなリズムのほか、体温やホルモン分泌なども、概ね1日周期で変化しています。 自然環境は常に揺らいでおり、動物は本能的に自然と同調するように調節されています。しかし、現代の私たちの生活では、温度も湿度も明るさも一定の場所に長時間いる機会が多くあります。 このような、ゆらぎのない環境は自然界にはないため、生命活動のリズムに乱れが生じ、自律神経の機能が低下してしまうのです。 ある実験で、エアコンの温度を適宜に変化させたゆらぎのある環境と、一定に保ったゆらぎのない環境とでの仕事の作業効率や疲れ方の違いについて調査しました。 その結果、ゆらぎがある環境で作業したほうが作業効率が上がり、疲労感も少ないということがわかりました。 生命活動のリズムが本来のように整い、疲れを司る自律神経への負担が軽減され、疲れにくい体をつくることができるのです。 人間も元はといえば自然界で暮らす動物。人間の自律神経は、今も自然界に共通する「ゆらぎ」を持っています。そして、このゆらぎのある生命活動のリズムを、私たちは「快適」と感じていることを覚えておきましょう。 みずえ駅前整体院

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