2025/05/09
本日は、**「肩こりと深く関わる小さな筋肉」=小胸筋(しょうきょうきん)**についてお話しします。
▶ 小胸筋ってどこにあるの?
小胸筋は、大胸筋のさらに奥にあるインナーマッスルで、
位置としては…
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第3〜5肋骨の前側
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肩甲骨の「烏口突起(うこうとっき)」という突起部分に付着
という、胸と肩甲骨をつなぐように走る筋肉です。
▶ 小胸筋の主な役割は?
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呼吸の補助(肋骨を持ち上げて吸気をサポート)
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肩甲骨を前に開く・下げる動き
特に問題になるのがこの**「肩甲骨を外に開いて下に引き下げる」動き**。
ここに肩こりや猫背の原因が隠れているのです。
▶ 小胸筋が硬くなるとどうなる?
小胸筋が硬くなって縮んだ状態が続くと、肩甲骨が前方へ引っ張られます。
これにより、次のような変化が起こります:
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肩の先端(肩峰)が体の前方を向く
→ 巻き肩の状態になります -
背中が丸まり、頭が前に出る
→ 猫背の姿勢へ
これにより、背中や首の筋肉に無理な負担がかかり、
慢性的な肩こりにつながってしまうのです。
▶ 小胸筋が疲れる姿勢とは?
ズバリ、デスクワーク姿勢です!
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キーボードを打つ
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マウスを操作する
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スマホを操作する
このような「両肩を前に出した姿勢」が続くと、
小胸筋は常に緊張したままになります。
そうなると、筋肉は力の抜き方を忘れてしまい、
やがて力みっぱなしの悪いクセが体に定着してしまいます。
▶ どうすれば良いの?
大事なのは、小胸筋を緩めてあげること。
緩めることで:
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肩甲骨の位置が戻る
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呼吸が深くなる
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背筋が自然に伸びる
…といった理想的な姿勢と動きが取り戻せます!
みずえ駅前整体院では、
このような体の悪いクセを改善するための施術・姿勢指導を行っています。
「巻き肩を根本から改善したい」
「姿勢から肩こりを楽にしたい」
そんな方は、ぜひご相談ください!
▶ 次回予告
次回のブログでは、ご自宅でもできる!小胸筋のストレッチ方法をご紹介します!
とても簡単で効果抜群の方法ですので、お楽しみに!