【巻き肩・猫背の原因?】小胸筋が肩こりに与える影響とは

本日は、**「肩こりと深く関わる小さな筋肉」=小胸筋(しょうきょうきん)**についてお話しします。


▶ 小胸筋ってどこにあるの?

小胸筋は、大胸筋のさらに奥にあるインナーマッスルで、
位置としては…

  • 第3〜5肋骨の前側

  • 肩甲骨の「烏口突起(うこうとっき)」という突起部分に付着

という、胸と肩甲骨をつなぐように走る筋肉です。


▶ 小胸筋の主な役割は?

  1. 呼吸の補助(肋骨を持ち上げて吸気をサポート)

  2. 肩甲骨を前に開く・下げる動き

特に問題になるのがこの**「肩甲骨を外に開いて下に引き下げる」動き**。
ここに肩こりや猫背の原因が隠れているのです。


▶ 小胸筋が硬くなるとどうなる?

小胸筋が硬くなって縮んだ状態が続くと、肩甲骨が前方へ引っ張られます。
これにより、次のような変化が起こります:

  • 肩の先端(肩峰)が体の前方を向く
    巻き肩の状態になります

  • 背中が丸まり、頭が前に出る
    猫背の姿勢へ

これにより、背中や首の筋肉に無理な負担がかかり、
慢性的な肩こりにつながってしまうのです。


▶ 小胸筋が疲れる姿勢とは?

ズバリ、デスクワーク姿勢です!

  • キーボードを打つ

  • マウスを操作する

  • スマホを操作する

このような「両肩を前に出した姿勢」が続くと、
小胸筋は常に緊張したままになります。

そうなると、筋肉は力の抜き方を忘れてしまい、
やがて力みっぱなしの悪いクセが体に定着してしまいます。


▶ どうすれば良いの?

大事なのは、小胸筋を緩めてあげること。

緩めることで:

  • 肩甲骨の位置が戻る

  • 呼吸が深くなる

  • 背筋が自然に伸びる

…といった理想的な姿勢と動きが取り戻せます!

みずえ駅前整体院では、
このような体の悪いクセを改善するための施術・姿勢指導を行っています。
「巻き肩を根本から改善したい」
「姿勢から肩こりを楽にしたい」
そんな方は、ぜひご相談ください!


▶ 次回予告

次回のブログでは、ご自宅でもできる!小胸筋のストレッチ方法をご紹介します!
とても簡単で効果抜群の方法ですので、お楽しみに!