妊娠中期　～腰痛や便秘、足のつり～

妊娠中は、おしっこが近い、便秘になりやすい、足がつりやすい、他にもさまざまな身体の変化が起こりやすいです。

お腹の中で、もう１人育てているので無理もありません。

なかでももっとも大きな変化としてあげられるのが、子宮や赤ちゃんの変化です。

赤ちゃんは３㎏、羊水と子宮を合わせると５㎏にもなります。

もともと子宮の重さは約５０ｇですが、１０か月で１００倍以上の重さになります。

大きくなった子宮に膀胱や腸が押され、頻尿や便秘の症状がでやすいのです。

便秘に関しては、ホルモンの影響もあります。

また、血液の量も変化します。

妊娠中は血液の濃さが薄くなり、量が多くなります。

総血液量が１．５倍になるため、心臓が頑張らなければならず、動悸や息切れが起こりやすくなります。

また、出産時の出血に備え、血液が固まりやすくなるので、妊娠中期以降から血栓症のリスクが高くなります。

予防をして、水分を十分にとること、足の筋肉を頻繁に動かすようにしてください。

大きくなったお腹やホルモン(リラキシン)の影響で、腰痛や股関節の痛みがでる方も少なくありません。

当院では、マタニティの方への施術もおこなっています。

また、当院にはトコちゃんベルトアドバイザー(骨盤ベルト)の資格を持ったスタッフがいます。

施術で整えて骨盤をしっかり固定することで、症状が軽減したり予防できる場合もあります。

出産に向け全力でサポートしていきますので、お気軽にご相談ください。

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