2025/08/08
【自律神経ってなに?②】アクセルとブレーキの絶妙なバランスがカギ!
こんにちは、みずえ駅前整体院です。
前回は、「自律神経とは何か?」についてお話しました。
今回はその続きとして、自律神経の**具体的な“働き”**についてご紹介していきます。
◆ 自律神経はアクセルとブレーキの名コンビ
自律神経には2つの種類があります。
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交感神経:アクセルのように体を活動モードに切り替える神経
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副交感神経:ブレーキのように体を休ませるリラックスモードの神経
この2つが、私たちの体を“ちょうどいい状態”に保つためにバランスを取り合っているんです。
◆ 交感神経が働くと…?
「交感神経」が優位になると、体は一気にスイッチオン!
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血管が収縮して血圧や心拍数が上がる
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呼吸が浅く速くなる
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筋肉が緊張する
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気持ちが高ぶり、集中力が増す
例えば、朝起きて出勤したり、人前で話す時など、活動するために必要な“アクセル”の働きです。
ただし、アクセルを踏みっぱなしの状態が続くと、体に負担がかかってしまいます。
◆ 副交感神経が働くと…?
逆に「副交感神経」が優位になると、今度は体がリラックスモードに。
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血管が広がり、血流がよくなる
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心拍数や血圧が下がる
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呼吸がゆっくり深くなる
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胃腸が動きやすくなる
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気持ちが落ち着いて眠くなる
お風呂に入ってホッとした時や、夜ベッドに入った時などに働くのがこの“ブレーキ”です。
◆ バランスが大事!
この交感神経と副交感神経、どちらが良い・悪いというものではなく、「バランス」がとても重要です。
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日中は交感神経が優位になって活動的に過ごす
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夜間は副交感神経が優位になってしっかり休む
この切り替えがスムーズにできる状態が理想です。
ところが、ストレスの多い現代生活ではこの切り替えがうまくいかず、
「ずっと緊張モードが抜けない」「休みたいのに寝つけない」といった状態に陥りがちです。
◆ 整体師の視点から一言👨⚕️
施術をしていて感じるのは、自律神経の乱れは肩こり・腰痛・頭痛などの体の不調と密接に関わっているということ。
特に首や背中まわりの筋肉が緊張して硬くなっている方は、自律神経の働きにも影響が出やすいです。
背骨や骨盤のバランスを整えることで、神経の流れがスムーズになり、
「夜ぐっすり眠れるようになった」「疲れにくくなった」というお声もよくいただきます。
◆ まとめ
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自律神経は「活動」と「休息」のスイッチ切り替え係
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交感神経=アクセル、副交感神経=ブレーキの役割
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日中は交感神経、夜は副交感神経が優位な状態が理想
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そのバランスが崩れると、様々な体の不調につながることも…