【自律神経ってなに?②】アクセルとブレーキの絶妙なバランスがカギ!

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【自律神経ってなに?②】アクセルとブレーキの絶妙なバランスがカギ!

こんにちは、みずえ駅前整体院です。

前回は、「自律神経とは何か?」についてお話しました。
今回はその続きとして、自律神経の**具体的な“働き”**についてご紹介していきます。


◆ 自律神経はアクセルとブレーキの名コンビ

自律神経には2つの種類があります。

  • 交感神経:アクセルのように体を活動モードに切り替える神経

  • 副交感神経:ブレーキのように体を休ませるリラックスモードの神経

この2つが、私たちの体を“ちょうどいい状態”に保つためにバランスを取り合っているんです。


◆ 交感神経が働くと…?

「交感神経」が優位になると、体は一気にスイッチオン!

  • 血管が収縮して血圧や心拍数が上がる

  • 呼吸が浅く速くなる

  • 筋肉が緊張する

  • 気持ちが高ぶり、集中力が増す

例えば、朝起きて出勤したり、人前で話す時など、活動するために必要な“アクセル”の働きです。
ただし、アクセルを踏みっぱなしの状態が続くと、体に負担がかかってしまいます。


◆ 副交感神経が働くと…?

逆に「副交感神経」が優位になると、今度は体がリラックスモードに。

  • 血管が広がり、血流がよくなる

  • 心拍数や血圧が下がる

  • 呼吸がゆっくり深くなる

  • 胃腸が動きやすくなる

  • 気持ちが落ち着いて眠くなる

お風呂に入ってホッとした時や、夜ベッドに入った時などに働くのがこの“ブレーキ”です。


◆ バランスが大事!

この交感神経と副交感神経、どちらが良い・悪いというものではなく、「バランス」がとても重要です。

  • 日中は交感神経が優位になって活動的に過ごす

  • 夜間は副交感神経が優位になってしっかり休む

この切り替えがスムーズにできる状態が理想です。

ところが、ストレスの多い現代生活ではこの切り替えがうまくいかず、
「ずっと緊張モードが抜けない」「休みたいのに寝つけない」といった状態に陥りがちです。


◆ 整体師の視点から一言👨‍⚕️

施術をしていて感じるのは、自律神経の乱れは肩こり・腰痛・頭痛などの体の不調と密接に関わっているということ。
特に首や背中まわりの筋肉が緊張して硬くなっている方は、自律神経の働きにも影響が出やすいです。

背骨や骨盤のバランスを整えることで、神経の流れがスムーズになり、
「夜ぐっすり眠れるようになった」「疲れにくくなった」というお声もよくいただきます。


◆ まとめ

  • 自律神経は「活動」と「休息」のスイッチ切り替え係

  • 交感神経=アクセル、副交感神経=ブレーキの役割

  • 日中は交感神経、夜は副交感神経が優位な状態が理想

  • そのバランスが崩れると、様々な体の不調につながることも…