☆★骨盤と股関節の動きが悪くなるのはなぜ？②☆★

今回は、なぜ骨盤と股関節の動きが悪くなってしまうのかについての続きをお伝えします。

現代人は、立っている時も座っている時も前屈みになりがち。

街を行き交う人を観察してみても、背すじを伸ばして胸を張った姿勢でいる人は少数派です。

多くは背中が丸まり、うつむき加減で歩いています。

前屈みになると爪先に体重がかかります。

ハイヒールを履いている女性はとくに爪先荷重に陥りやすくなります。

すると太もも前側の大腿四頭筋ばかりに力が加わり、後ろ側にあるハムストリングスや大臀筋に力が入りにくくなります。

筋肉は常に適度な負荷をかけた運動を繰り返すことで、必要な筋力と柔軟性を維持していますから、力が伝わりにくくなったハムストリングスや大臀筋の筋力は低下して柔軟性を失って硬くなってしまいます。

これが骨盤の動きが悪くなる要因のひとつです。

次回は具体的に、これらの筋肉が骨盤にどのような影響を与えるかをお伝えします。

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