2025/08/13
自律神経のお話③ ~交感神経が優位になるとどうなる?~
前回までにお伝えしたように、**交感神経(活動モード)と副交感神経(休息モード)**がバランスよく保たれていることが、自律神経の理想的な状態です。
しかし、このバランスが崩れると、体や心にさまざまな不調が現れます。
大きく分けると次の3つのパターンがあります。
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交感神経が優位になる
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副交感神経が優位になる
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交感神経・副交感神経ともに低下している
今回は①の交感神経が優位になった場合についてお話します。
交感神経が優位=常に“戦闘モード”
交感神経は、体を活動的にする神経です。
本来は日中や運動時などに働き、夜は副交感神経にバトンタッチして休息へ向かうのが理想です。
しかし、仕事のプレッシャー、人間関係のストレス、情報過多などが続くと、一日中交感神経がONのままになってしまいます。
これはいわば、常に戦闘モードでブレーキのない車のような状態。
その結果、こんな症状が出やすくなります。
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疲れやすいのに休んでも回復しない
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寝つきが悪い、眠りが浅い
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肩こりや腰痛が悪化
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頭痛やめまいが起こる
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些細なことでイライラする
放っておくと体はこう変化する
交感神経の過剰な働きは、血管を収縮させて血流を悪くし、筋肉は硬くこわばります。
さらに免疫力も低下し、風邪や体調不良にかかりやすくなります。
頑張りすぎて気がついたら心身ともに疲弊…という方も少なくありません。
整体・カイロプラクティックでできること
当院の施術では、背骨や骨盤の歪みを整えることで神経の通り道をスムーズにし、自律神経のバランスを回復へ導きます。
実際に「よく眠れるようになった」「肩の力が抜けて楽になった」というお声もいただいています。
ご自宅でできる簡単リラックス法
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深呼吸(4秒吸う → 6秒吐く)を1日数回
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就寝前に軽いストレッチやお風呂で温まる
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スマホやPCは寝る30分前までにオフ
もしも
「疲れが抜けない」「いつも肩が重い」「気持ちが落ち着かない」
という状態が続いているなら、それは交感神経が過剰に働いているサインかもしれません。
自律神経を整える整体で、体と心のスイッチをリセットしてみませんか?
お気軽にみずえ駅前整体院へご相談ください。