自律神経のお話④ ~副交感神経が優位な場合&両方低い場合~

自律神経のお話④ ~副交感神経が優位な場合&両方低い場合~

前回は、自律神経のバランスが崩れたパターンのうち
交感神経が優位な場合についてお話しました。

今回は残りの2つ、
副交感神経が優位な場合
交感神経・副交感神経ともに低い場合
についてご紹介します。


② 副交感神経が優位な場合

副交感神経は本来「休息モード」をつかさどります。
リラックスや睡眠時に働く大切な神経ですが、これが過剰に優位になると、エンジンのかかりが悪い車のように、動きがのろのろになってしまいます。

この状態では…

  • 注意力が散漫になりやすい

  • ぼーっとして不注意ミスが増える

  • 朝起きてもスッキリしない

  • 気持ちが落ち込みやすい

統計では約7人に1人がこのタイプに当てはまるとされ、うつ病傾向が見られる場合もあります。


③ 交感神経・副交感神経ともに低い場合

実は、自律神経のバランスが「とれている」ように見えても、両方のレベルが低いケースがあります。

原因として多いのは…

  • 慢性的な寝不足

  • 強いストレスや過労

  • 栄養不足や生活習慣の乱れ

この状態は、アクセルもブレーキも効きが悪く、常にガス欠寸前の車のようなイメージ。
症状としては、

  • とても疲れやすい

  • 何をしても元気が出ない

  • すぐに息切れしてしまう

  • やる気が湧かない

行動を起こそうとしても、すぐ疲弊してしまうのが特徴です。


整体・カイロプラクティックでのサポート

副交感神経優位タイプや両方低下タイプは、無理に動こうとしてもなかなか改善しません。
当院の施術では、背骨・骨盤の歪みを整えることで神経の通り道をスムーズにし、交感神経・副交感神経の働きを自然な状態へ導きます。
血流やリンパの流れも良くなるため、施術後は「頭がスッキリした」「体が軽くなった」という方も多くいらっしゃいます。


ご自宅でできる簡単ケア

  • 朝起きたら太陽の光を浴びて体内時計をリセット

  • 軽いストレッチや深呼吸でスイッチON

  • 夜はぬるめのお風呂に浸かり副交感神経をじんわり活性化


もしも、
「朝から体がだるい」「やる気が起きない」「注意力が続かない」
という日が続いているなら、それは自律神経のサインかもしれません。

早めのケアで、毎日をもっと快適に過ごせる体づくりを始めてみませんか?
お気軽にみずえ駅前整体院へご相談ください。