2025/08/15
自律神経のお話④ ~副交感神経が優位な場合&両方低い場合~
前回は、自律神経のバランスが崩れたパターンのうち
①交感神経が優位な場合についてお話しました。
今回は残りの2つ、
②副交感神経が優位な場合
③交感神経・副交感神経ともに低い場合
についてご紹介します。
② 副交感神経が優位な場合
副交感神経は本来「休息モード」をつかさどります。
リラックスや睡眠時に働く大切な神経ですが、これが過剰に優位になると、エンジンのかかりが悪い車のように、動きがのろのろになってしまいます。
この状態では…
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注意力が散漫になりやすい
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ぼーっとして不注意ミスが増える
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朝起きてもスッキリしない
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気持ちが落ち込みやすい
統計では約7人に1人がこのタイプに当てはまるとされ、うつ病傾向が見られる場合もあります。
③ 交感神経・副交感神経ともに低い場合
実は、自律神経のバランスが「とれている」ように見えても、両方のレベルが低いケースがあります。
原因として多いのは…
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慢性的な寝不足
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強いストレスや過労
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栄養不足や生活習慣の乱れ
この状態は、アクセルもブレーキも効きが悪く、常にガス欠寸前の車のようなイメージ。
症状としては、
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とても疲れやすい
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何をしても元気が出ない
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すぐに息切れしてしまう
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やる気が湧かない
行動を起こそうとしても、すぐ疲弊してしまうのが特徴です。
整体・カイロプラクティックでのサポート
副交感神経優位タイプや両方低下タイプは、無理に動こうとしてもなかなか改善しません。
当院の施術では、背骨・骨盤の歪みを整えることで神経の通り道をスムーズにし、交感神経・副交感神経の働きを自然な状態へ導きます。
血流やリンパの流れも良くなるため、施術後は「頭がスッキリした」「体が軽くなった」という方も多くいらっしゃいます。
ご自宅でできる簡単ケア
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朝起きたら太陽の光を浴びて体内時計をリセット
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軽いストレッチや深呼吸でスイッチON
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夜はぬるめのお風呂に浸かり副交感神経をじんわり活性化
もしも、
「朝から体がだるい」「やる気が起きない」「注意力が続かない」
という日が続いているなら、それは自律神経のサインかもしれません。
早めのケアで、毎日をもっと快適に過ごせる体づくりを始めてみませんか?
お気軽にみずえ駅前整体院へご相談ください。