【妊娠中期の体重管理】妊婦さんの体重増加の目安と増えすぎを防ぐ方法

妊娠中期の体重管理 ~妊婦さんの体重増加の目安と注意点~

妊娠中期になると「体重管理」を意識し始める妊婦さんが多いのではないでしょうか。
「妊娠中に体重が増えすぎて大丈夫かな?」
「妊娠中期の体重増加の目安は?」
そんな疑問を持つ方に向けて、今回は妊娠中期の体重管理のポイントを分かりやすくまとめました。


妊娠中の体重増加は妊娠前の体格によって違う

妊娠中に「どれくらい体重を増やしてよいか」は、妊婦さんそれぞれの体格(妊娠前のBMI)によって異なります。

まずは妊娠前の**BMI(Body Mass Index)**を計算してみましょう。

  • BMI 18未満(やせ型) → 9〜12kgの増加が目安

  • BMI 18〜24(普通体型) → 7〜12kgの増加が目安

  • BMI 24以上(肥満気味) → 5〜7kgの増加が目安

(※日本産婦人科学会の基準より)

病院によっては体重管理に厳しいところ・ゆるやかなところもあるため、主治医の方針も確認しておくと安心です。


妊娠中期の体重管理のポイント

妊娠初期はつわりで食べられないことも多く、体重はあまり増えません。
しかし、妊娠中期に入るとつわりが落ち着き、食欲も戻りやすいため体重が急に増えやすい時期です。

👉 この時期に一度「妊娠前から今までの体重増加量」を確認してみましょう。
もしも増えすぎている場合は、妊娠後期に備えて早めに調整することが大切です。


妊娠中に体重が増えすぎるとどうなる?

体重が急激に増えすぎると…

  • 妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクが高まる

  • 赤ちゃんが大きくなりすぎて分娩が大変になる

  • 腰痛・股関節痛・むくみなど体への負担が増える

妊娠中期の体重管理は、ママと赤ちゃんの健康を守るためにとても大切なんです。


妊婦さんの体重管理の工夫

  • 主食(ごはん・パン)は控えめ

  • 野菜・たんぱく質をしっかり摂る

  • 間食はスナック菓子より果物やヨーグルト

  • 水分補給をこまめに行いむくみ対策

  • ウォーキングやマタニティヨガなど軽い運動を取り入れる


整体でできるサポート

妊娠中期以降は体重増加によって腰痛・股関節痛・肩こりなどの不調が出やすくなります。
当院では妊婦さんでも安心して受けられるマタニティ整体を行っており、骨盤のバランスを整えることで体の負担をやわらげ、快適な妊娠生活をサポートしています。


まとめ

  • 妊娠中期の体重増加は妊娠前の体格(BMI)によって目安が違う

  • 増えすぎは妊娠トラブルの原因になるため、中期のうちに調整を

  • 食生活・軽い運動・整体ケアでバランスを取ることが大切

妊娠中の体重管理は「我慢」ではなく、「ママと赤ちゃんの健康を守る習慣づくり」です。
無理のない範囲で意識しながら、快適なマタニティライフを過ごしましょう。