頸椎に負担のかかる「クセ」をなくすには②

頸椎に負担のかかるクセで注意いただきたいものが、「寝る姿勢」です。

睡眠時は「枕なしで寝る」のが理想的です。

高さのある枕で眠ると、首や肩の筋肉が緊張し続けることになり、それだけでコリやハリを招きます。

そして頭と首を前方に押し出し続ける姿勢となる為ストレートネックにつながりやすくなります。

ですので、首や肩の健康を考えるのであれば、睡眠時の「枕」はできるだけ使わないのがおススメです。

意外に思う方もい多いと思いますが、枕を使用せず仰向けで寝てみていただくと、やれないこともないはずです。

ただ、同時に気をつけておかなければならないのが「寝返り」です。

寝返りにより横向きになった場合、枕がないことで頭が傾いてしまい首に負担がかかってしまいます。

肩にも負担がかかり、体の前面に曲がるような格好になってしまいます。

こうした事態を防ぐ為には低い枕を左右に用意することで防ぐことが出来ます。

しかしながら、あまり現実的ではなく実現させるには高い意識が必要となる為、強くおすすめはできません。

ではどうすればよいのか。

当院では、枕のありなしではなく、枕があってもなくても負担のかからない・回復できるお身体の状態を作り、維持することを強くおすすめします。

そのような状態であれば、どのような寝方をしても身体の負担やクセによる歪みも防ぐことが出来ます。

まずは集中治療で、その後はメンテナンスで状態を維持することで、寝て回復できる身体を作っていきましょう。

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