首・肩まわりをストレッチしましょう

「頸椎の異常」から起こる首・肩のトラブルは以下のように発生し進行していきます。

①　肩周辺に筋肉疲労が蓄積し、コリやハリを感じる。

②　頸椎の緩やかなカーブが失われて「ストレートネック」という異常が発生し、コリが慢性化。痛みの悪化により、頭痛や吐き気なども出てくる。

③　頸椎の椎間板にヘルニアができ、コリ、ハリ、痛みはさらに悪化。手にしびれを感じるようになる。

④　シビレが足にまでおよび、最悪の場合日常の歩行や排尿にまで支障をきたすようになる。

こうしたトラブルのメカニズムを改めて念頭においたうえで、ストレッチなど行うようにしましょう。

特に首の付け根から肩・背中にかけての筋肉（僧帽筋・脊柱起立筋など）を効果的にストレッチしましょう。

これらの筋肉は、普段から重い頭を支えるために働いている筋肉です。

もちろん様々なカラダの動きにも作用しているので、緊張状態が続けば疲労困憊している可能性があります。

そんな筋肉をストレッチすることで、過度の緊張を緩め、本来の機能を充分に発揮できるような状態に戻してあげる必要があります。

このように首・肩まわりを意識的に動かす、若しくはストレッチを習慣化することが重要です。

まずはあごが突き出てきたら、強制的に押し込みましょう。②のストレートネックの場合、頸椎の下の方方前方にかけて直線的な構造になり次第に全体のカーブが失われていきます。

ですので、押し込むことによる「後方へシフトする力」を活用することで本来のカーブが戻ってくるのです。

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