2017/03/23
3月も残すところあと1週間ほどとなりました。
忙しい年度末を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
忙しい時はカラダの疲労も溜まり、肩こりや肩こりからくる頭痛、腰痛が悪化するという方も多くいらっしゃいます。
日々が忙しいからこそお体のケアをしっかりと行い、万全の体調を維持できるように心がけましょう。
前回は腰痛の性差について女性ならではの腰痛やその機序について紹介しました。
今回は男性の腰痛について紹介します。
男性は女性に比べ骨格もしっかりとしており腰痛に関していえば骨盤と筋肉のつき方が男女ではかなり異なります。
男性の骨盤は女性に比べ縦長になっており骨盤を形成する背中側の「仙骨」とその左右にある「腸骨」という構成は男女ともに同じですが、それらをつなぐ「仙腸関節」は男性の方が比較的しっかりしています。
女性は妊娠・出産などの女性ならではのライフサイクルや男性よりも細くか弱い筋肉のせいで腰痛になりやすいのですが、それでは女性と違い、妊娠・出産も無ければ筋肉もしっかりしている男性には腰痛はないのかといえばそうではありません。
男性には男性なりの理由があり腰痛になります。
しかも重症度合いで言えば男性の方が重症になりやすい傾向すらあります。
今回は点を踏まえて紹介したいと思います。
先の文章でも「男性の方が女性よりも筋肉や骨格が頑丈にできている」と紹介しました。
なぜ、頑丈な男性が重症化しやすいかというと大きく2点の理由があります。
①構造が頑丈であるための盲点
②男性の性格的な傾向
①の方から説明していきます
男性の骨格や筋肉は確かに女性よりもしっかりしており、ある程度のダメージに耐えられるようにできています。
しかし、ダメージに耐えられるだけに実際の損傷度合いは女性よりも大きくなりやすい傾向があります。
また、女性よりも筋肉が多い分、筋肉が疲労し縮こまると関節にかかる負荷が女性よりも大きくなり、結果椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの比較的症状の重い腰痛がでやすいのです。
②の理由は男性は自身のカラダのケアをあまり重要視しない傾向が強いです。
腰痛はもとより肩こりや背中のこりなどは動けなくなったり、夜も眠れないという風に重症化するまで対処をしない、という方が非常に多くみられます。
これは、女性がデリケートのできており、自身の体調にも非常に敏感であるのとは逆に、頑丈にできている男性は「これぐらいは大丈夫だろう」と考える傾向が強いようです。
①の理由はともかく、②に関しては心がけの問題とも言えます。
男性の方は腰に異常を感じたら面倒臭がらずきちんとケアすることをお勧めします。
「ぎっくり腰で立てなくなって仕事に行けない」などの重大な実害が出る前にきちんとケアを行いましょう。
みずえ駅前整体院

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