妊娠初期の超音波検査、本当の目的をご存じですか?

【妊娠初期】~超音波検査の本当の目的とは?~

妊婦健診で行われる超音波検査
赤ちゃんの性別や体重をチェックするだけのもの、と思っていませんか?

実は、超音波検査では以下のようにたくさんの項目を確認しています:

  • 赤ちゃんの奇形の有無

  • 胎動(赤ちゃんの動き)

  • 羊水量の確認

  • 胎盤の位置と状態

  • 臍帯(へその緒)の血流

  • その他の血管の血流 など

これらを通じて、赤ちゃんが安全に育っているかどうかを総合的にチェックしています。


■「異常の可能性がある」と言われたら?

超音波検査で「異常の可能性があります」と言われると、驚いたり不安になってしまうかもしれません。
ですが、この検査の**本来の目的は“スクリーニング”**です。

スクリーニングとは、「ふるい分け」のこと。
正常から外れる可能性があるものを見つけるための検査であり、確定診断ではありません


■必要な場合は精密検査を

スクリーニングで異常の可能性が出た場合には、精密検査を行って以下のような点を詳しく確認します:

  • 実際にどんな異常があるのか

  • 他に関連する異常がないか

  • 命に関わるかどうか

  • 出産後すぐに治療が必要かどうか など

スクリーニングで異常が見つかっても、結果的には問題がなかったというケースも少なくありません。

ですので、スクリーニング段階ではあまりネガティブに捉えすぎないことが大切です。


■妊娠中の体の変化にも注意を

妊娠が進むと、お腹が大きくなることで腰や股関節、背中に痛みが出てくる方も増えます。
これらの体の不調は放っておくと悪化することもあるため、早めのケアが大切です。


■当院ではマタニティ整体を行っています

当院では、妊娠中の方への整体施術も行っております。
安全に配慮した優しい施術で、体の痛みや不調を和らげるお手伝いをしています。

「妊娠中だけど整体に行っても大丈夫かな…?」
そんな不安がある方も、まずは一度ご相談ください

妊娠中を少しでも快適に過ごせるよう、全力でサポートいたします。